育休を取得したのちいざ職場復帰となったとき、さまざまな問題に直面する人が多いです。まず、子供がまだ小さいと子供中心の生活リズムで動くことになります。育休の間は、まだ子供が夜泣きで夜間に頻繁に起きたりすることもあるでしょう。そのため、生活リズムはどうしても乱れがちになり、そのままの状態で職場復帰となると寝不足のまま出勤して日中に眠気がくる可能性もあります。生活リズムを整えたうえで復帰することが望ましいですが、難しい場合は夜泣きの対応を家族と交代で対応するなど、毎回一人で対応しないことが大切です。可能な限り家族と協力して、就業時の生活リズムを取り戻す工夫をしましょう。
他には、復職までに体力をつけておくことも大切です。スポーツジムに通わず、手軽にできる運動があります。散歩だけでも、20以上歩くことで有酸素運動の効果が期待できるといわれています。また、復職前に時間を意識しながら、定期的に出かける週間をつけることも有効です。先述した散歩でもいいですし、図書館や買い物など近隣の行き先に時間を決めて出かけるのがおすすめです。復職すると決まった時間に家を出なければならないので、そのことを視野に入れて日々出かける週間をつけるようにすると復職後も出勤時間に慌てずに済みます。
自身の出勤の準備はもちろんのこと、託児所つきの介護施設の場合は子供と一緒に出勤することになります。子供の身支度や荷物などの準備も加わるため、その点にも注意を払いましょう。朝起きて、着替え、食事、歯磨きなどいろいろな支度のことを考慮し、余裕を持って家を出るために出勤時間から逆算して考えるのがおすすめです。